主成分はCaHAの粒子と、それを運ぶゲル
ラディエッセの主成分は、カルシウムハイドロキシアパタイト(CaHA)という微細な粒子です。CaHAは骨や歯の構成にも関わるリン酸カルシウムの一種で、製剤ではこの粒子がやわらかなゲルの中に均一に分散しています。
ゲルは粒子を目的の層まで運ぶ担体で、注入後しばらくは体積を保ってボリュームを出します。その後ゲルは数か月かけて体内に吸収され、粒子が組織の中に残ります。施術の際は麻酔薬のリドカインを混ぜて注入するのが一般的です。
粒子が足場になり、コラーゲンが育つまで
組織に残ったCaHA粒子の周りには、線維芽細胞と呼ばれるコラーゲンを作る細胞が集まってきます。粒子が足場の役割を果たし、その周囲で新しいコラーゲンが少しずつ作られていく、というのが一般に説明されている仕組みです。
効果の出方は二段階になります。注入した日にはゲルによるふくらみが見え、数週間から数か月をかけてコラーゲンによる張りが重なっていきます。粒子自体も長い時間をかけて代謝されるため、持続の目安は約12〜18か月とされています。
コラーゲン刺激型が合う悩み、合わない部位
ボリュームの不足に加えて、皮膚の張りの低下も気になる方には、この二段構えの性質が合いやすいといえます。一方、唇のように動きが大きい部位では粒子がまとまってしこり(結節)になりやすく、当院では注入をお受けしていません。
コラーゲンの反応を待つ施術なので、帰国の翌日に完成形を求める方には期待とのずれが生じます。施術時間は約15〜30分と短くても、仕上がりを判断するのは数か月後です。
注入当日の流れと、直後の感じ方
施術当日は、診察で部位と量を決めたあと、表面に麻酔クリームをなじませてから注入します。注入にかかる時間は約15〜30分です。入れた直後は、ゲルの体積によって内側から張るような感覚を覚えることがあります。
数日は腫れや内出血が出ることがあり、1週間ほどで落ち着くのが一般的です。この時期の見た目はまだ途中経過なので、形の評価はコラーゲンの反応が進んだ数か月後に行います。
仕組みの裏側にある「溶かせない」性質
CaHAはヒアルロン酸とは別の素材のため、ヒアルロン酸を分解する酵素では溶けません。組織に働きかける力が強いぶん、後から簡単に取り除けない製剤でもあります。
Barog Clinicでは2021年以降、1万件を超えるラディエッセの施術を行ってきましたが、注入量は常に控えめから設計しています。福岡から週末に来られる方でも、LINEで事前に写真を拝見し、向いているかどうかを渡韓前に一緒に確認します。
ラディエッセ(レディエッセ)は何でできていますか?
カルシウム(CaHA)はどのようにコラーゲン生成を促しますか?
カルシウムの粒子は体内にずっと残りませんか?
施術時間と麻酔はどうなりますか?
どんな場合にラディエッセをお断りしますか?
成分について事前に日本語で質問できますか?
気になる部位の写真をお送りいただければ、コラーゲン刺激型の注入が向くかどうかを日本語でお伝えします。
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