ヒアルロニダーゼが作用しない理由
ヒアルロニダーゼは、ヒアルロン酸の分子を切って分解する酵素です。働く相手がヒアルロン酸に限られているため、カルシウムハイドロキシアパタイト(CaHA)でできたラディエッセの粒子には作用しません。
ヒアルロン酸フィラーを溶かして修正できるのは、この酵素と製剤の組み合わせがあるからです。ラディエッセにはそれに相当する簡便な溶解の手段がなく、注入した製剤はゲルが吸収され粒子が代謝されるまで、時間をかけて体内に残ります。
戻せないからこそ守っている手順
後から引き算ができない施術なので、足し算は慎重に行います。Barog Clinicでは注入前に部位と本数を決めきり、初回は控えめな量から始めます。ご希望のボリュームに届かない場合は、数か月後の状態を見てから追加を検討します。
正面の顔だけでなく横顔や笑ったときの表情も確認するのは、動いたときに不自然さが出ないかを事前に見極めるためです。
しこりや違和感が出たときの向き合い方
ラディエッセで起こり得る反応には、内出血、腫れ、左右差、しこり(結節)、まれな感染があります。腫れや内出血の多くは数日から1週間ほどで落ち着きますが、しこりは唇など不適応の部位や、入れすぎた場合に起きやすくなります。
違和感が続く場合は自己判断で揉んだりせず、まずご相談ください。帰国後もLINEで写真を送っていただければ、経過を確認して対応をご案内します。
注入前に確認しておきたい三つのこと
一つ目は、変えたい部位とその程度を具体的に言葉にしておくことです。二つ目は、初回の量を控えめにする方針に納得できるかどうか。三つ目は、帰国後に写真で経過を共有できる手段を用意しておくことです。
この三つがそろえば、戻せない製剤であっても落ち着いて判断できます。施術そのものは約15〜30分で終わりますが、決めるまでの時間は惜しまないでください。
迷うなら、溶かせる選択肢から
仕上がりのイメージが固まっていない方や、細かな修正が必要になりやすい部位を整えたい方には、溶かして調整できるヒアルロン酸をおすすめすることがあります。唇へのラディエッセは、しこりのリスクがあるためお受けしていません。
妊娠中・授乳中の方、注入部位に感染のある方、CaHAやリドカインに過敏症の既往がある方も対象外です。福岡から短い日程で来られる方こそ、渡韓前にLINEで適応を確かめておくと、当日の判断に迷いません。
ラディエッセは仕上がりが気に入らない場合に溶かせますか?
なぜヒアルロニダーゼではラディエッセを除去できないのですか?
溶かせない場合、製剤はどのくらいの期間残りますか?
ラディエッセの注入量はどう決めますか?
しこりを防ぐために、どんな配慮をしていますか?
帰国後に違和感が出たら相談できますか?
溶かせない製剤だからこそ、写真で部位と量の考え方を事前にすり合わせましょう。日本語でお返しします。
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