肝斑と赤みを「別の悩み」として見る理由
肝斑は、頬骨のあたりに左右対称に広がりやすい茶色の色素で、摩擦や紫外線、ホルモンの変化をきっかけに濃くなりやすい性質があります。一方の赤みは、皮膚の浅い層の毛細血管が目立つことや、キメの乱れで光の反射がむらになることから生まれます。
茶色と赤が混ざると、鏡の前では「くすみ」としか感じられないことがよくあります。カウンセリングでは担当医が色素の分布と赤みの出方を分けて確認し、どちらが主な悩みなのかを先に決めます。この切り分けが、出力設計の出発点になります。
1回のセッションで二つの層を扱う組み立て
デュアルトーニングでは、まず低い出力のピコ秒レーザーで色素にやさしく働きかけ、続けてジェネシス系のロングパルスレーザーで皮膚の浅い層を穏やかに温めます。二つの照射を連続して行っても、所要時間は約20〜30分が目安です。
肝斑がある肌では、色素側の照射をあえて控えめに保ちます。強く当てると刺激でかえって濃く見えることがあるためです。赤みやキメの印象は比較的早く変わりやすく、色素の変化は回数を重ねて少しずつ現れる、という時間差を前提に計画を立てます。
ピコトーニング単独で足りる肌、デュアルが合う肌
薄いシミやくすみなど、悩みが色素だけに絞られている場合は、ピコトーニング単独で十分なことが多いです。赤ら顔や毛細血管の目立ち、ざらついたキメも同時に気になる場合に、2種類のレーザーを組み合わせる意味が出てきます。
福岡から週末に釜山を訪れる方のように通える回数が限られている場合、1回で二つの悩みに手をつけられる点は時間の節約になります。ただし肝斑の改善は数回で終わる性質のものではありません。トーニング全般では数週間おきに複数回重ねるのが一般的で、当院での回数の目安は肌を診たうえでお伝えします。
照射を控える条件と、起こりうる反応
妊娠中の方、直前に強く日焼けした方、光線過敏を起こす薬を服用中の方、照射部位に感染や炎症がある方は、その日の照射を見送るか日程を変えてご案内します。
照射のあとに見られる反応として、赤みと一時的な色素沈着(PIH)があり、頻度は低いものの低色素化や水ぶくれが出ることもあります。赤みの多くは当日から数日で落ち着き、ダウンタイムはほとんどありません。照射後の肌は紫外線の影響を受けやすいため、帽子や日焼け止めでの対策と、こすらない洗顔を続けていただくことが、肝斑を再び濃くしないための土台になります。
デュアルトーニングは肝斑と顔の赤みを同時にケアできますか?
赤みにはピコトーニング単独よりデュアルが良いですか?
茶色いくすみと赤み、自分がどちらなのか分かりません。
照射した当日に観光や食事に出かけられますか?
今のイベント料金はどうなっていますか?
素顔の写真をLINEで送っていただければ、デュアルとピコのどちらが合いそうかを日本語でお返事します。
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